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クライミングの上達を記録する方法:3つの指標

クライミングの上達は、感覚だけでは判断できません。今週は調子がいい、来週はすべてが硬い——実態はノイズです。信頼できるのは、セッションごとの事実(トライ、完登、グレード、場所)を記録し、固定した指標で期間比較すること。この記事では、何を記録し、どの指標で見るか、そしてよくある3つの誤読を解説します。

1セッションで記録するのは5項目で足りる

任意でタグ(スラブ、ルーフ、指、持久力など)を添えます。タグの価値は後から効いてきます。グループ別分析の材料になるのはタグだけです。

上達を見る3つの指標

指標計算見方
完登率完登数 ÷ 総トライ数高いほど選択課題が易しいか、調子がいい。数値そのものより前回比を見る
最高グレード月次・年次・全期間の最高完登グレード「どこまで来たか」を最も素直に示す。単発の波に影響されにくい
総量期間内の総トライ数とセッション数上達が強度か頻度かを切り分ける。オーバーワークの防止にも

3つはセットで見ます。総量が増え、完登率を維持し、最高グレードがゆっくり上がる——これが健全な上達の形です。

グループ別で見ると、進捗の構造が見える

よくある3つの誤読

トライ数=上達ではない

同じムーブで20回落ちているなら、それは失敗の練習です。総数ではなく、トライの分布を見ます。

疲れ=有意義ではない

限界課題のトライで疲れたのか、完登できる課題の反復で疲れたのか。完登率が異常に高い日は、強度が足りていないサインです。

「あと一本」は積み上がらない

3週連続「最後のムーブだけ」は、傾向ではなく認識されていない停滞です。トライを記録していれば、停滞はデータに現れます。

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よくある質問

どれくらい記録すると上達が見える?

最短の観測単位は4〜6セッション、または30日です。クライミングの力の伸びは週単位なので、セッションごとの比較はノイズでしかありません。直近30日と前の90日の比較が安定します。

完登だけ記録すればいいのでは?

足りません。完登率は「完登 ÷ 総トライ」なので、トライ数がなければ分母が消えます。記録コストは数字1つ増えるだけです。

ジムやグレード体系を変えたら、過去データは比べられる?

同じ体系内なら比較できます。体系をまたぐ場合は目安の換算になります。ClimbingNote+ は場所ごとにグレード体系を設定でき、換算は目安表示で元のグレードを保持します。詳しくはグレード一覧ガイドをどうぞ。

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