ClimbingNote+

外岩の記録方法と個人ルートライブラリの作り方

その日、天気、仲間は覚えていても、どのルートのどこで止まったかは忘れがちです。ClimbingNote+で外岩の経験を残す方法を紹介します。

概要:外岩モードでは岩場ごとに自分のルートライブラリを作れます。岩場を選び、名前のあるルートを追加し、結果を残します。内蔵された公共のトポではなく、自分の経験の記録です。端末内に保存されるため、バックアップも大切です。

外岩の記憶が薄れやすい理由

毎週同じルートに戻るとは限らない

ジムの課題は更新されますが、外岩は数か月、数年ぶりに戻ることもあります。その頃には細部を忘れてしまいます。

コンディションで結果が変わる

10月に登れた5.11aが、8月の湿気で難しくなるかもしれません。記録がなければ「難しく感じた」という印象だけが残ります。

トポは自分の経験を覚えてくれない

トポにはルートが載っていますが、自分が何を登り、どこで失敗し、何回のセッションが必要だったかは、自分で残す必要があります。

室内と外岩の主な違い

項目室内外岩
場所ジム岩場。座標の保存は任意
ルート情報グレードとタグ名前のあるルートをライブラリに保存
種類ボルダー、トップロープ、リードの記録ライブラリはボルダー、スポート、トラッドを区別
再利用セッションごとに記録次回も保存済みルートを選択
カードタグを表示ルート名を表示

大きな違いは、名前のあるルートを複数セッションで再利用できることです。再訪時に同じ情報を入力し直す必要がありません。

このガイドの対象

最初の外岩セッションを始める

1. 外岩のセッションを開始する

ホームから外岩のセッションを始め、岩場のルートライブラリを使う記録フローに進みます。

2. 岩場を選ぶ

場所の一覧から選びます。位置情報を許可すると距離で並べられ、自動一致が有効な選択フローでは100m以内の保存済み場所が選ばれる場合があります。位置情報は必須ではなく、手動選択・作成もできます。

初めてなら場所を作成して名前を付け、必要に応じて座標を保存します。後から場所とライブラリを再利用できます。

3. 最初のルートを追加する

フローティングの「+」から登りの種類を選びます。ボルダーはV、Font、段級など、ロープは対応する種目とグレードを使います。保存済みルートを選ぶか、新規作成します。

ルートライブラリを作る

ルート名

トポの名前や一般的な名称を使うと、後で見つけやすくなります。名前はルートカードに表示されます。

ロープのルートタイプ

種類を分けると異なるスタイルの経験を振り返れますが、ログは支点設置やクライミングの安全指導を提供するものではありません。

グレード

岩場の体系を選びます。ボルダーはV、Font、段級、ロープ・トラッドは対応するYDS、French、UIAA、Ewbank、British Tradを利用できます。元の表記を保ち、換算は目安にします。

保存すると、その岩場の端末内ライブラリに残り、次回は選択するだけで使えます。

登りを記録する

任意のタグを追加する

完登・トライを付ける

トップアウトや終了点まで登れたら完登、未完登ならトライとして残します。同じ関連ルートを同一セッションに追加できるのは一度です。複数のトライの背景はタグで補い、既存の記録を更新してください。毎回重複ルートが作られるわけではありません。

カードで確認する

外岩のカードはルートタイプ(S/T)、グレード、名前、完登の状態を表示します。

自分のルートの記憶を作る

プロフィール → 場所 → 岩場から岩場を開き、ルートライブラリを管理します。ボルダー・ロープ別の閲覧、名前・グレード・タイプの編集、不要なルートの削除ができます。

遠征を重ねると、岩場ごとの完登リスト、複数セッションにわたるプロジェクト、スタイル別の結果、慣れた場所でのグレードの変化を振り返れます。表示されるのは保存した記録で、公共のルート資料を自動で取り込むものではありません。

記録のヒント

よくある質問

なぜ同じルートは一回しか追加できないのですか?

現在の関連ルートのフローは、そのセッションの結果を保存し、同じルートを重複追加しません。複数のトライについてはタグで背景を補えます。

作成後にルートを編集できますか?

はい。プロフィールの場所管理から岩場を開き、名前、グレード、タイプを編集できます。

同じルートに別名がある場合は?

一般的な名前やトポの名称を使い、別名をタグに残せます。

ライブラリは自動同期されますか?

いいえ。端末に保存され、設定のJSON書き出し・読み込みでバックアップや移行を行います。

マルチピッチにも使えますか?

各ピッチを別ルートにするか、全体を一つとしてタグに段数の情報を残す方法があります。専用のマルチピッチ計画機能ではありません。

主に室内で登る場合は?

室内記録ガイドでセッション、グレード、タグの基本から始めてください。

次の訪問から記憶を残す

誇れるルートも、また挑戦したいルートも、自分のライブラリに残して振り返りましょう。